Turkish Angora.

ことばっぽいもの。

『 ポルノ短歌に参加しました 』

 

短歌について長々語ろうと思って

作ったブログをついに使うタイミングが来た!笑

ちゃんと3か月続いてる…毎月短歌書いてる…!!!!

 

まずは、ポルノグラフィティデビュー22周年おめでとうございます。

デビューしたとき小学生だったんですけど、

今じゃアラサーで長い時間楽しませ続けてくれて感謝してます。

23年目も2人の音楽を、魂を、魅せつけてください。

 

 

本題に行きます。

たまたまお見かけした『ポルノ短歌』という企画に

初心者ながら参加させて頂き、その解説ぽいものを…。

 

 

今回2005年4月20日発売の5thアルバム 『THUMPχ』から

以下の楽曲選びました!( 掲載順 )

 

・東京ランドスケープ

・ROLL

・シスター

・うたかた

・Let's go to the answer+ THUMPχ

 

あらゆるところに短歌の残片があって(杜撰な管理)

主催者さまへどの短歌から送ったのかわからず、

でもきちんとアルバム収録順になってて、吃驚してます。偶然…?

 

 

 

 

★ 東京ランドスケープ

 

狂詩曲(ラプソディ)奏でられない

それなりに此処で歌うぜ聞かせてやろう 

( 前日に短歌の一部差し替えて頂きありがとうございました)

 

THUMPχのなかで一番気になるフレーズが多く、

「憂鬱に拍車をかけた」「大都会」

「僕は弱者で白旗を振る寸前だ」

「さすらいの出口」「弱者の群れを迎えるパレードになれ」

いろんな単語を入れたくて拾ってはみたんですが…。

 

最後の2行(そう東京へ来て~)をどうにか短歌にしたいと

私なりの解釈をしてこの短歌になりました!

『歴戦のツワモノ達の言葉を受け、東京で生きてるぜ』

というのが伝わればいいなと思います……です(?)

 

 

★ROLL

 

ゆっくりと烏龍茶飲む君を見て

僕が全てを優しく包む

  

ROLLといえばC1000タケダ ビタミンレモンのcm曲だったので

当時買ったのを凄く思い出があります(ハネウマライダーも同様に)

 

僕と君の関係性、そして『僕がすべて抱いてあげる』を

歌詞に使われてる言葉以外で表現するにはどうしよう?と。

「そうだ、烏龍茶があるじゃん!」と入れました。

 

歌詞にもないタイアップ商品でもないのに

読んでくださった方は何故烏龍茶?と思ったと思います。

 

アルバム発売のタイミングで出演したうたばん(TBSの歌番組)で

『ROLL』を披露したとき、居酒屋セットでトークをした際に

ウーロンウーロン(あったかい烏龍茶の冷たい烏龍茶割)が登場し、

当時の私には衝撃的でした。覚える方いますでしょうか…?

 

今回参加する際に「これがわしのポルノ短歌じゃ!!」という

テンションで大丈夫だということで、

『ROLL』といえば私は烏龍茶と焼き鳥じゃあ!と甘えました。

今思えば生温い烏龍茶なのでは…?という感じですが。笑

 

 

★シスター

 

黄昏と赤い日傘はまだ見れず

波打ち際で寄り添う祈り

 

『シスター』といえば、ジャケット写真にもなってる

薄暗い夜明け前の青い海の印象が強く、

黄昏と(今はもういないあなたの)赤い日傘を使って

僕(暗)とあなた(明)とで対照的な短歌にしてみました。

 

祈りは歌詞にある白い花という意味でも使いました。

まだ届いていないという意味で「まだ見れず」です。

 

 

 

★うたかた

 

足元の欠片を拾い重ね合わせ

羽音知らずの眠りの行方   

 

『うたかた』はアルバムに収録されている楽曲で

いちばん好きなのでいちばん時間をかけました。

本当に好きなフレーズが多くて全部好きなんですが、

どうしたらこの繊細な恋を短歌に出来るか悩みました。

 

「欠片」は散ったあなたへの想いで、

それを拾い上げて空へと放つ前にていねいに重ね合わせ、

あなたへの恋心を改めて思い出すような描写で、

「羽音知らずの眠りの行方」で散った恋の行方、という感じです。

 

いちばん時間かけたのに拙い説明すぎないか…?

どうにか伝わって欲しいです、どうにか…(読み手任せダメ、ゼッタイ)

 

 

★Let's go to the answer // thumpx

 

音速の鼓動鳴らして

どこまでも常に貫け決意と野心

 

最後はアルバムの最後に収録されている楽曲、

そしてアルバムのタイトルにもなってる「thump」を

掛け合わせた短歌になってます。

歴代の楽曲タイトルが散りばめられてるから素敵よね(脱線)

 

メロディーも歌詞もアップテンポで

こう、エンジンも肩もブンブン振り回すぜ!という

向上心が23年目の彼らにもめちゃくちゃ感じているので、

「どこまでも常に」と強調してみたり。

そしてこういう存在であってくれという願望を込めてます。

 

一通りアルバムを聴き直してどれを詠もうか選んでるなか

3人体制から2人体制になって初めて出したとは思えない

クオリティの高さに改めて脱帽してしまいます…。

 

当時2人になってよかったとは思えなかったけど、

この2人なら大丈夫だ!と心強さを感じたアルバムなので

節目(デビュー日)ということで選ばさせてもらいました。

 

本当にどのアルバムも、どの楽曲も好きで悩みました。

普段違うグループを応援してるんですが(※ジャニーズヲタク)

いつ聴いても刺激をもらえる歌詞ばかりで、

またいつか御二人に曲書いてほしいなーって思います。

 

 

長々と読んでくださり、ありがとうございました!

短歌も、こういう長い文章も書きなぐりなところがありますが、

これからもよろしくお願いします。中身がないのに本当に長い。(2100字オーバー)